「バルトーク ザ・マジシャン」について : アニメで犬ばかり見てるアニメで犬ばかり見てる

    「バルトーク ザ・マジシャン」について

    • 2012/08/09
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    バルトーク ザ・マジシャン
    原題 : Bartok the Magnificent 1999年公開

    20世紀FOXが1997年に公開したアナスタシアのスピンオフ作品。
    とは言ってもバルトークしか出てこないので前作と繋がりはありません。

    ネタバレあり。

    あらすじ

    舞台は1900年頃のロシアの街角。
    コウモリのバルトークはクマ相棒ゾジに対する八百長の撃退劇を演じることで、町の人々から金をせしめていた。その姿がロマノフ朝のイワン王子の目にとまり、バルトークは王子から王家の指輪を貰う。
    しかしゾジは王子がまだ子供であることを考え、貰った指輪を王子に返すようバルトークに提案する。

    翌日、サンクトペテルブルクの王宮では王子が何者かに誘拐される事件が起きていた。側近のルドミラは鉄の牙が落ちていたことからバーバ・ヤーガという魔女が犯人と断定。王宮に集まった観衆の提案でバルトークに救出を頼むことになり、偶然宮殿に向かっていたバルトークは渋々承諾。彼らはインチキヒーローをやめて王子を助ける新のヒーローになることを誓う。

    バルトークは魔女に会い、「3つの物を持ってくれば王子の場所を教える」と約束する。ただし1人の力で、誰の助けも借りてはならない約束だった。1日目には煙突にはまって出られなくなったヘビのピロフを連れて来ること。2日目には鋼鉄の巨人オーブルから冠を奪うこと。3日目は空に浮かんだ魔法の羽をピロフがはまっていた柱と冠だけ使って取って来ること。しかも空を飛べないようにバルトークは翼を奪われてしまう。どこまでも意地悪な魔女はどのお使いでもバルトークをいたわることもせずに酷使するが、それでもバルトークは全ての物をそろえることに成功した。魔女は3つの物を鍋の中に入れる。

    すべての物を揃えると魔女は言った「バルトークの一番大事な物が欲しい」。そのような説明を受けていなかったバルトークはとうとう怒り出し、魔女に対して強い口調で怒り出す。すると魔女は今までと態度を変えて泣き出してしまう。それを見たバルトークは自分も大事な物をあげられないことを悔やんでいると魔女に同情。そのときバルトークの流した涙を魔女が指に取り、3つの素材を入れた鍋に放り込んだ。一番大切なものは心からの涙だったのだ。

    魔女は王子の居場所を王宮の塔とバルトークに教えるが、実際に魔女は王子をさらってなどいなかった。そしてバルトークにお使いの素材を混ぜて作った「自分の本当の姿を見せ10倍にも強くなれる薬」を授ける。

    王宮に着いたバルトークはルドミラと共に塔に上り王子を発見する。しかしルドミラはバルトークを王子もろとも牢屋に閉じ込めてしまう。王子を幽閉した犯人はルドミラで、彼女は魔女を誘拐犯に仕立て上げ王朝の乗っ取りを企んでいたのだ。バルトーク達は塔に溜められた水に牢屋ごと沈められていく。

    ルドミラはバルトークから奪った薬を飲み体が巨大なドラゴンに変身。町に火を噴き暴れまわり始める。王子とバルトークはゾジの助けで塔から脱出するが、巨大化したルドミラはには手も足も出ない。そこで塔にルドミラを誘導し、塔の下敷きにすることでルドミラを倒すと共に町の消火に成功した。

    こうしてバルトークは真の勇者として人々に認められたのだった。



    ドン・ブルース映画の続編は大抵駄作です。その原因は配給会社が原作を無視して低予算で続編製作を行うためです。このアニメもセル専用で販売が行われたため劇場公開はされていません。そのため質はアナスタシアほどではありませんが、続編物としては珍しくドン・ブルースとゲイリー・ゴールドマンが継続して製作・監督に携わっています。そのため続編としては珍しく、しっかりとした作画とストーリーが維持されています。

    日本語版の題名に「バルトーク ザ・マジシャン」と書いてありますが、バルトークはマジシャンではありませんし魔法も使えません。英語の”Magnificent”は見事なという意味です。子供にもわかりやすいようにこうなったのでしょう。でも「バルトークの大冒険」とかにされなかっただけマシに思えます。

    このアニメは前作のアナスタシアより前の話で、バルトークがラス・プーチンの仲間になる前の話です。そのため前作のような大冒険はありませんし大人が見るには退屈な子供向けアニメですが、バルトークの愛らしさと愉快さを全編で上手く表現しているため違和感なく楽しめます。

    キャラオタの私としてはヘビのピロフがめちゃくちゃかわいいと思うんですけどどうでしょう?

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    前作と違って動物キャラが普通に喋る世界観なのが従来のドンブルース作品に近いと言えるかもしれません。

    また主要キャラがみんな歌うミュージカルアニメのため68分と短いアニメでありながら歌が5個あります。

    その中の1つ“The Real Ludmilla”(本当のルドミラ)という曲で、ルドミラが薬を飲んで歌いながらドラゴンに変身するシーンがあります。



    こういうのを一部の人たちの間ではTransfur(獣化)と言ってですね…私にそっちの趣味はありませんがこのシーンを見るとTransfur好きな人たちに少し共感できる気がします。

    日本語版の声優はバルトークの中尾隆聖やゾジの石田圭祐やピロフの雨蘭咲木子など、有名な声優が揃っているため歌もいいんですが、日本はVHSのみでDVDは出ていません。

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    しかしアナスタシアのブルーレイにバルトークが入っていました。ただし正規の付録ではないらしく、普通のプレーヤーでは再生できませんし英語版です。アメリカではブルーレイの付録ななっていたことからもブルーレイ化はされないようなので日本ではVHS以外に見る方法はないでしょう。
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    Author:MASA
    ディズニーなどの海外アニメが好き。特にバルトが大好き。本当に犬しか見てないわけではないけど動物キャラが好き

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