ブレイブ・リトル・トースターについて : アニメで犬ばかり見てるアニメで犬ばかり見てる

    ブレイブ・リトル・トースターについて

    • 2012/06/06
    P6050510.jpg


    ブレイブ・リトル・トースター
    原題:The Brave Little Toaster

    1987年公開

    海外では非常に名作扱いされていますが、日本ではディズニー配給の割りにあまり知名度の無い作品。

    原作は「いさましいちびのトースター」(原題:The Brave Little Toaster)
    日本ではこの映画より原作のほうが有名なようなので、検索では原作名で行ったほうが色んなサイトがヒットします。

    ネタバレあり

    あらすじ

    電化製品は人間の目に触れない時、動いたり喋ったりできるという秘密を持っている。そんな世界で、昔のご主人「ロブ」を待つ古い電化製品達が寂れた山奥の小屋にいた。

    彼らは毎日ロブの帰宅を待ちわびていたが、ある日家の前に「売家」の看板が打ち付けられたことからご主人は帰ってこないと悟る。そこでトースターのブレイブをはじめとする家電製品たちは、キャスター付きの椅子にバッテリーを乗せてロブを探す旅に出る。

    途中で道に迷ったり、雷にうたれたり、修理屋の男に分解されそうになるなどの危機を乗り越え、彼らはダウンタウンにまでたどり着く。そして電話帳を頼りにしてロブの家をついに発見した。

    しかしその部屋を訪ねるとロブは外出中。不運にも、ロブは大学卒業後の生活に使う家電をブレイブ達にしようと山奥の小屋に向かい、入れ違いになってしまったのだ。そのため別荘はもぬけの殻。しかもロブの家にいた最新家電達は旧式家電のブレイブ達を快く思わず、彼らを「アーニー廃品置き場」に送ってしてしまう。

    こうして帰宅するロブとも再び入れ違いになり、ロブはブレイブ達がいなくなった後に帰宅する。そこで一部始終を見ていた元ブレイブ達の友人の白黒テレビが、ロブを新生活家電の探し場所としてアーニー廃品置き場に誘導する。そこでついに家電達はロブと再会する。

    しかし家電達が巨大な電磁石のクレーンに捕まってしまい、それを取り返そうとしたロブが自動車を一瞬で潰すハンマー送りのベルトコンベーアーに巻き込まれてしまう。瓦礫で身動きが取れないロブがハンマーに潰さようとした瞬間、ブレイブが自ら歯車に飛び込みハンマーとベルトコンベアーを停止させ、ロブの命を救った。

    その後ブレイブはロブの手で修理され、家電達が夢見たロブとの生活が訪れたのだった。



    日本語版では主人公のトースターにブレイブと言う名前が付いていますが、英語版では単に「Toaster」という名前です。英語版の題名にあるBraveは単に「小さくて勇敢なトースター」という意味なので名前ではありません。でも日本オリジナルで名前が付けられています。

    確かに英語版は名前が非常に単純。ブランケットの「ブランキー」とかランプの「ランピー」など。恐らく原作者の意図があるんでしょうけどね。

    この映画は現PIXERの映画監督ジョン・ラセターがまだ実績の乏しかった1982年に最初のアニメ化を行おうとしたものの、ディズニーと折り合いが付かずに一時撤回されたという逸話があり、ジョン・ラセターと深い関わりがあります。

    そこでトイストーリーを3作観たことある人なら気付くと思います。この映画、トイストーリーにそっくりなんです。

    人間に隠れて話し、動き回る家電達。人間を信じるが、古くなれば粗末に扱われ、裏切られる。そして見捨てられた家電達はスクラップヤードに辿り付く。

    このアニメはトイストーリーの概念、ストーリーを網羅しています。トイストーリーの原作とまでは言いませんが、ジョン・ラセターがトイストーリーの製作においてこの作品に思い入れがあったのは間違いないでしょう。

    もしラセターとディズニーで話がまとまっていたら、トイストーリーになるのはこのブレイブのほうだったのかもしれません。

    そんなわけで1982年に製作は中断されますが、台湾(Wang Film Productions)への下請けと言う形で製作が実現しました。そのためディズニー配給の映画としては作画の質はあまり良くありません。ですがこの映画はそれ以外の魅力を持っています。


    挿入歌は4つ

    ・光る町へ(City of Light)
    ・B級ムービーショウ(It's a B-Movie)
    ・最先端で行こう!(Cutting Edge)
    ・おれたちぽんこつ(Worthless)



    「最先端で行こう!」は1980年代当時最先端だった家電達の歌なんですが、今じゃ名前もわからないようなレトロ機器達の歌ですw

    そこがむしろ面白いかもしれません。トースターは何年経ってもトースターですがパソコンなんて5年も経てば型落ちです。それが彼らにも訪れるCutting Edge(世代交代)なんでしょう。



    そんなジョークみたいな楽しみばかりではなく、「おれたちぽんこつ」は感傷深い曲。人間に捨てられてスクラップにされて行く車達の歌です。「現役時代はルート66を飛ばした」とか「また走りたかった」など、過去の栄光を抱えた車を次々とスクラップにするというなかなかエグい歌。私はこの映画で一番良い曲だと思います。

    そしてラストでロブを救うために歯車に飛び込むブレイブは感動ものです。
    修理して復活しちゃうのがちょっと子供向けですけどね。でもそれはそれでスッキリするハッピーエンドです。

    序盤観ているとあまり動きが無くて退屈するかもしれません。しかし物を大切にする気持ちと、人を信じるという情操的にもとてもいい話で、トイストーリーが好きなタイプの人にはぜひお勧めした作品です。

    ちなみに続編もありますし日本でもDVDが発売されていますが、私はこの1作目のVHSしか持ってません。これ店頭で見たこと一度も無いんで…
    関連記事

    Pagination

    Trackback

    Trackback URL

    http://baltomutt.blog59.fc2.com/tb.php/370-b80829c2

    Comment

    サイクロップス愛好家

    チキショーあらすじ読んだだけで泣いちまった、本編探そう…。
    • URL
    • 2012/06/06 00:59

    Post Your Comment

    コメント登録フォーム
    公開設定

    Utility

    プロフィール

    MASA

    Author:MASA
    ディズニーなどの海外アニメが好き。特にバルトが大好き。本当に犬しか見てないわけではないけど動物キャラが好き

    Link

    v65oai7fxn47qv9nectx_normal.png

    アクセスカウンター

    広告

    検索フォーム