「バルト 大空に向かって」について : アニメで犬ばかり見てるアニメで犬ばかり見てる

    スポンサーサイト

    • --/--/--
    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    「バルト 大空に向かって」について

    • 2011/07/07
    balto3.jpg


    バルト 大空に向かって
    原題:Balto III Wings of change


    バルト 新たなる旅立ちに続いて2004年に公開されたバルトの続編3作目で現在の最新作。
    ネタバレあり。

     
     


    ストーリー

    バルトジェナの間に生まれた子犬達。
    その中の一匹「コーディ」は郵便配達用犬橇チームの一員として活躍していた。
    しかし1928年、犬橇に代わって飛行機が郵便を運ぶ計画が進行し、犬橇チームに失業の危機が訪れる。仕事が奪われることを恐れた犬橇のマッシャー達は「飛行機と犬橇でレースをして先にゴールした方が郵便を運ぶ」という勝負を提案する。
    しかし飛行機がレースの途中で山岳に墜落。バルトは飛行士の救助に向かうが、仕事を奪われたくないコーディ達は救助を拒否してしまう。

    シロクマのマックとラックの協力によりバルトは飛行機の墜落地点を発見するが、バルトひとりで飛行士を町まで搬送しなければならなかった。その途中で橋が崩れ落ち、バルトと飛行士は谷へ転落寸前に。絶体絶命かと思われたそのとき、コーディ達犬ぞりチームが到着。コーディが仲間を説得し救援に来てくれたのだ。
    かくして飛行士は無事生還し、バルトは再び英雄となった。


    このあらすじは話の本筋であるバルトと飛行機に焦点を当ててますが、ボリスとステラの恋愛ストーリーも同時進行します。

    バルト2があまりにも酷かったせいで3観るかを若干ためらったりもしましたが、観てみたら結構面白かったため私の中ではそこそこな続編。当然1作目には遠く及びませんが2と比べれば話はしっかりしてるしキャラクターもアニメーションもずっと良くなっています。


    音楽

    バルト3はミュージカル色が強い続編。
    特にステラが歌うシーンはバルトらしからず、雪原に突如出現するミュージカルのステージやグースのバックダンサー達。さらに子供向けにしては少々刺激の強い歌詞、踊り。

    さらにもう一つの歌ではなんとジェナが歌う!
    2ですら主要キャラが歌わなかったのに3ではあのジェナが歌う!

    これらのシーンはバルトらしくないですし、やりすぎ感もあります。そのためミュージカル化を許せる人にとっては好評であるものの、許せない人にとっては2よりも酷評される原因になりました。
    つまり感性の違いで賛否両論。

    でも私はこのミュージカルシーン嫌いじゃありません。アニメ全体としてのまとまりはありますし作品単体で見れば世界観に異常はないでしょう。

    ただバルトが崖から落ちて川下りするシーンの音楽は何かの間違いかと思いましたが・・・


    小ネタ

    バルト3にはコアなバルトファンしかわからないような設定が大量に仕組まれてます。コメンタリーも無いため普通に見てたら本当にわからないレベル。そこで誰も気にしない程度の無駄な知識をご紹介。

    教会
    このアニメの本編で映っている教会はアラスカのノームに実在しており、St. Joseph's Roman Catholic Churchというノームの町のランドマーク的存在です。1900年代当時から存在しています。
    realbalto2.jpg2011y07m07d_190250344.jpg


    ロージーの父親の店
    ロージーの父親が働いている(?)金物屋が何度か登場します。実は2でも登場してたんですが、3ではよりしつこく描かれています。
    この店が登場するシーンが1作目の映画で製作されていたのですが、完成直前になってカットされた幻のシーンです。公式には全く語られていないものの、流出した資料から存在が確認できます。詳しくはまた別の機会に
    2011y07m07d_193150514.jpg amblimation-1993.jpg

    2011y07m07d_193207684.jpg 17151mca.jpg


    ニッキ、カルタグ、スターがいる
    モールスが3作目に登場してるのは初見ですぐわかると思います。でも続編であの3馬鹿トリオが登場しなくてガッカリした人は多いかもしれません。でも実は登場してるんですバルト3には!

    彼等が登場するのは犬緊警(犬社会緊急事態警報)が発令されて町の犬達が騒ぎ始めるシーン。

    まずDVD本編19分58秒
    19分58秒
    カルタグ見っけ!


    次、はニッキとスターです。彼等も1秒後すぐ出てきます。
    20分00秒
    ちっちゃいけど・・・ニッキ、スター見っけ!

    よくわからないかもしれませんが確実にニッキ、カルタグ、スターが登場してます。このシーンは目にも留まらぬ速さでカメラが飛んで行くので実質1秒しか彼等は見えません。普通に見ていたらまばたきで見逃してしまいまうレベルです。


    飛行士の救出劇は創作であり「史実」でもある

    バルト3は1作目と違いフィクションではあるものの、墜落した航空機の乗員を救った逸話が実在する。そのとき救助を行ったのが血清レースに参加していた「エドガー・ノルナー」
    1953年、アラスカのノーム郊外で犬と共に薪集めを行っていたエドガー・ノルナーがアメリカ空軍機の墜落音を耳にする。気温は氷点下45度を下回り、乗組員2人は低体温症で命を落とす危機にあった。エドガーは火を焚いて暖を確保した後、友人のチャーリーエヴァンズの手を借り負傷した飛行士を安全な場所まで運んだ。

    この救出はレースの最中ではなかったしバルトはすでにいない時代のことではありますが、飛行士デュークのことはこの出来事を元に構成されたストーリーだと思われます。

    さらに航空機と犬橇の輸送権争いというのは実際にあった話であり、1925年の血清リレーの時ですら航空機で薬を運ぶか犬橇で運ぶかの争いがありました。犬橇は当時の主要な輸送手段でしたが、航空技術の発達により犬橇の衰退も進んだ歴史があることからも、バルト3は1作目に劣らないほど史実に基づいていると言えるのかも知れません。


    ホワイトマウンテンの位置

    ネタというかミスです。アニメ内に出てくる地図はホワイトマウンテンの位置が間違ってます。
    white_mountain.jpg
    本来のホワイトマウンテンはノームの東100kmほどの場所にあります。

    でも本当に驚かされたのはメルが言い放った「ホワイトマウンテンまでの距離」。

    メル「見つかりっこない。ここからホワイトマウンテンまで一体どれぐらい距離があると思う?」
    ディプシー「知らないわどれくらいあるの?」

    メル「何百万キロだ!」

    地球の円周4万キロだから最低でも25周できますね、見つかりっこない!
    英語では"Millions of miles"と言っているので誤訳ではなくジョークでしょう。ちなみに1milleは1.6kmなのでマイルだともっとすごいことになります。


    あとバルト3のDVDには誤植とか色々変なことがあります。


    なんというか、この3は好きな人と嫌いな人で大きく分かれる作品。
    海外のアンケートだと「2よりひどい」と言う人がいたと思えば「3はすごくいい」という声も。
    続編の評価は大抵分かれる物ですがこの作品は極端ですね。

    私は特別好きなわけでもなく嫌いなわけでもなく、特筆することも無く・・・
    普通なら続編で好きな新キャラが出てくるものですが、私は3に好きなキャラがいないもので。
    キャラオタです、はい。

    ちなみにバルト3はまだ公式サイトが生きてます。レイアウトから時代を感じます。
    http://www.baltodvd.com/

    2012年6月6日追記:今見たら別のサイトに変わってました。
    昔のバルト3公式サイト

    2012y02m09d_152037652.jpg





    画像:©Universal Sutudio, Amblin
    関連記事

    Pagination

    Trackback

    Trackback URL

    http://baltomutt.blog59.fc2.com/tb.php/125-44222acc

    Comment

    Post Your Comment

    コメント登録フォーム
    公開設定

    Utility

    プロフィール

    MASA

    Author:MASA
    ディズニーなどの海外アニメが好き。特にバルトが大好き。本当に犬しか見てないわけではないけど動物キャラが好き

    Link

    v65oai7fxn47qv9nectx_normal.png

    アクセスカウンター

    広告

    検索フォーム

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。