アニメで犬ばかり見てる | 2015年11月

SONY SLV-RS7修理記録

  • 2015/11/20
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1993年発売のS-VHSデッキ。
ハードオフで買った500円のジャンク品を修理しました。

症状は「テープ入りません」

修理概要


テープが入らない…?
その場で蓋を押してみたら確かに動かない。でもこの機種は再生中も蓋が開くはずだから明らかにおかしい。

でもこれを直せば再生できるんじゃないかというのが狙い。

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やけに堅いネジと1時間くらい格闘してやっと蓋を開ける。
これでカセットハウジングの様子を見てみると…

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見えるでしょうか。
中央のギア側面にあるブレーキ用突起が隣のギアと干渉してました。

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本来上のギアの突起は白いギアの溝に沿うような位置になければいけないのですが、前の持ち主は分解したとき戻し方がわからずデタラメな位置で組みなおしてしまったようです。それで蓋が固まってジャンクとして捨てたと。

なんかテープを無理やり取り出した跡もあるしこの程度で捨てるとはもったいない…

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メカ底部の基板を外した所。
テープを無理やり取り出したせいかポジションが少し狂ってたので修正。

ついでにSLVシリーズに使われてるギアローディングLは寿命が短いという噂がある。上の写真でカムギア左上がそれ。見たところ後期の改良パーツがつかわれてるし放っておいても大丈夫そう。どうせパーツも手に入らないだろうし。

さあこれでテープは無事入るようになったはず。
あとは元通りに組みなおしてテープを入れるだけ…

ビリッ

ん?今なにか破けたような



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ヘッドのフレキシブルケーブルが!!!!!!

やっちゃった!!!!
最後の最後で一番大事なヘッドを壊した…

なんで可動部でもないくせにこんな軟弱なフレキシブルケーブル使うんだよ…
フレキシブルケーブルだけ交換なんてできないし、本来不必要だったヘッド交換をするハメになってしまった。

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というわけで同シリーズ機種のSLV-RS1のジャンク(上)を入手。
RS7との違いはCSチューナーが付いてることと、前面にもライン出力があること。
映像関連は多分同じだと思う

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RS1のヘッドに使われてるフレキシブルケーブル。RS7より太くて破れにくい作りの物になってました。
やっぱりあれはヤワすぎたんだ。

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ついでにこのヘッドクリーナー。
こいつは古くなるとボロボロになって清掃どころかカスを撒き散らかす迷惑者なので捨てちゃいましょう。

というわけで、これで無事再生できるようになりました。

画質とか

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ところで…
このデッキってどこでテープパス調整するんでしょうか。上の画像の通り微妙に位相がズレてるから調整しようとしたけど映像基板をめくっても見つからない。裏面の映像基板にたくさんつまみがついてるから恐らくそこにあるんだけど、そこは分解してからじゃないといじれないから再生しながらは調整できない。ビクターなら基板めくればすぐ見つかるんだけどな…

画質は、まあまあ良い方かなと思う。
APCというノイズリダクション機能が使えるけど、初期のデジタル処理VCRにありがちなノッペリした映像になるため使わないほうが綺麗。PCでキャプチャしたあと映像編集ソフトで時間軸ノイズ除去を行った方が断然綺麗になる。

細部は甘いけど状態の良いテープならそこそこ良い映像を見出力してくれる。アニメの再生に使うなら悪くないかもしれない。

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デザインはなかなかかっこいいと思う。蓋はアルミ製で高級感があり左右対称のまとまった見た目で落ち着いている。ディスプレイがこの時代には珍しく液晶で、バックライトにCCFLが使われている。このディスプレイの色がまた本体に合っていて美しい。

ただCCFLがいつまで点くかわからないし非常に熱を持つので着けっぱなしはやめておこうと思う。

Victor HR-X1修理記録

  • 2015/11/10
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1991年発売の高級S-VHSデッキ。
ヤフオクですぐに電源が落ちるジャンクとして落札したものを修理しました。このブログの趣旨と全然違いますけど、ダビング作業がまだ続いているため、古いVHSを出来るだけ高画質でダビングしたくて色々なデッキを試してます。

1991年と言えばバブル最絶頂期で私が生まれた時代。このHR-X1は定価22万円もします。そんなものが普通に売れてた時代なんですね。

修理概要



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すぐに電源が落ちるということは電源そのものに問題があるかメカ部分の位相がズレていることが原因と考えられる。でも電源を入れる以前に蓋が固まって動かない。これはギアがビデオ挿入時の状態になってるわけなので明らかに位相がおかしい。
というわけで分解。

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基板を外して電源とカセットハウジングを取り外した状態。

酷使してないとのことだったけど結構汚れてるし御香臭い。タバコよりマシだけど。

蓋はカセットハウジングの位相を直せばすぐに直るのでビデオは入るようになったものの、ビデオを入れるとギアが空回りしてやはり電源が落ちてしまう。

どうやらメカポジションセンサーがイカれてるらしい。X1の部品はメーカーに問い合わせてももう残ってないので中古品から貰うしかない。

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そこで利用したのがHR-X1 LTD!(定価27万円 右)
贅沢なことにさらに上位な機種を部品取りとして使いました。

HR-X1 LTDは上位機種ですが無印とほぼ同じ設計なのでパーツをそのまま流用できます。こいつはしばらく使用してたら映像基板が死んで使えなくなった物。全体的な状態は良好なので電源とヘッドを含めたメカを貰うことにしました。

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あとは組み立て直して映像の位相調整して修理完了!
再生画質はなかなかいい感じ。X1はその後のXシリーズのようなデジタル補正回路は無いものの、その分テープ本来の画質を最大限生かした自然な画質で好きです。Xシリーズで最も画質が良いのはX1だという話もありますが比較したことがないので確信はないです。

ただ、やはりコンデンサ劣化のせいか状態の悪い3倍テープなどでは映像が乱れる。見た所液漏れしてるコンデンサは見当たらないため原因特定には至らず。100%の性能を引き出せないものの自分みたいな素人修理に不具合コンデンサの特定は厳しい…。多分ケミカルコンデンサのどれかだと思うんだけど。

HR-X1とHR-X1 LTDの違い


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「LTDも同じ部品なのになんで5万円も高いんだよ?」
って思ってる人、きっとたくさんいると思います。私も実際いじるまで疑問でした。

そもそもLTDはLimitedの略でX1をさらに高級にした受注生産品です。
一番違う部分はもちろんデザイン。X1はわざとダサくしてるんじゃないかというほど真っ黒ツルツルなデザインですが、LTDは美しいシルバーを基調にしたシャンパンゴールド。さらにサンディマット加工をジョグシャトルと操作ボタンにも施しています。FLディスプレイもLTDはオレンジ色を基調にし、より落ち着いたものに変わっています。

サイドには1kgほどあるサイドウッドパネルを装備し質量を増加させ、トリプルサスペンション大型インシュレータという「足」を備えることでテープの振動を極限まで低減させ画質と音質の安定性を向上。

さらに端子部分に金メッキを使用。(無印はフロントのみ)主に音質にこだわる人のための製品というわけです。

ここまで読むとLTDがすごい性能に思えるけど…実際の所プラシーボ程度の違いしか無いですよ。

24年前の違いがわかる人にはわかったかもしれないけど、実際比べてみても違いが全くわかりません。それに重量を増加させたと言ってもX1の時点でクソ重いんですよ。10kgもあるんですよ2000年代のスカスカデッキと比べれば何倍も重いんだからもう十分じゃないかと。

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でもこのデザインは美しいと思う。音質にこだわる重厚な作りはオーディオコンポそのもの。これぞ当時の最高級機、本当のX1なんでしょう。

翌年Victorが発売したHR-20000と比べるといびつで不恰好ですけど、その基本構造はこのX1から受け継がれています。

これは27万くらいポンと払えるバブルの金持ちがX1を買う人よりもさらに上に立つための商品なんです。実際の性能の問題じゃなかったんでしょう。

ドンブルースが映画版ドラゴンズ・レア製作への出資を募集中

  • 2015/11/08


リトルフットやアメリカ物語の制作者として有名なドン・ブルースが15年ぶりのアニメ製作を計画しています。その名もDRAGON'S LAIR THE MOVIE

キックスターターで出資を募集中です。

Dragon’s Lair: The Movie by Don Bluth & Gary Goldman
https://www.kickstarter.com/projects/donbluth/dragons-lair-the-movie/description


DRAGON'S LAIRというのは1983年に発売されたLDゲームのことで、ドン・ブルースはそれのアニメーション製作を手掛けました。



あまりにも難易度が高いためゲームそのものへの評価は高くありませんが、この質の良いアニメーションは今もマニアに高い評価を得ています。そこでこのゲームの映画版を作ってもらうために資金を集めようというわけです。

必要な資金は55万ドル。製作に取り掛かるまでの最初の経費に32%使用するため実際の製作費は37万4000ドルと見積もられています。

ただし、この55万ドルだけで映画が作られるわけではありません。
最初の21週でDon Bluth Filmsが脚本やストーリーボードなどの制作を進め、700万ドルの出資を投資家に求めるプレゼンテーションを行う所までの資金となります。

ドン・ブルースとゲイリー・ゴールドマンがディズニーから独立して1982年に作ったニムの秘密の製作費が700万ドルでした。現在アニメ映画の製作費は高騰しており、3Dでは安くても5000万ドルくらいかかるのが普通です。90年代後半の長編アニメでも1000万ドル以上が相場になっていたことを考えれば、700万ドルはかなり控えめな額と言えるでしょう。

今アメリカでは伝統的な2Dアニメがほぼ絶滅状態であるため、この企画は2Dアニメの現状を打開する数少ない機会だと期待が集まっています。2Dアニメは時代遅れな印象が一般的であるため、投資家からの協力が得られないそうです。

しかしキックスターターで出資が集まれば、それ自体が2Dアニメ映画への需要があると投資家にアピールする要素になります。それにドンブルース自身高齢であるためこの機会に映画製作ができなければ今後アニメを作ることも無いでしょう。

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しかし…10日が経過した11月9日時点で14万ドルしか集まっていません。成功する企画はすぐ資金が集まる傾向にあるのでこれはかなり厳しい…。

ドラゴンズレアというマニアックな題材なためか…まさか2Dアニメの需要が無いとは思いたくないですけど。ファンの1人として私もわずかながら出資しました。金持ちなら$7,500出資してダフネ姫のフィギュア欲しいけど今そんな金無いので。

日本の海外アニメファンの方は、出資して2Dアニメの将来に貢献してはいかがでしょうか

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MASA

Author:MASA
ディズニーなどの海外アニメが好き。特にバルトが大好き。本当に犬しか見てないわけではないけど動物キャラが好き

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